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令和６年９月３０日、関東信越厚生局は、「医療法人社団圭春会　小張総合病院」に対して、令和７年４月１日をもって保険医療機関の指定を取り消す行政処分を行いました。
これを受けて、本日１８時、次のとおり市長から発表しました。

＜市長発表全文＞
「医療法人社団圭春会　小張総合病院」は、野田市の救急車搬送患者の約６割、特に小児については約８割の救急搬送を受け入れており、このほか分娩について、市民の出産件数の約２割を取扱う等、市の地域医療において中心的な役割を担っている医療機関です。同病院が平成２９年までの数年間に渡り不正請求をし、今回、保険医療機関の指定の取消処分を受けたことは誠に残念であり、市の地域医療の存続に大きな影響を及ぼす可能性があるものと認識しており、非常に重く受け止めております。

市では、これまでの救急搬送の受入れ実績等から小張総合病院における医療の質や安全性には問題はなく、令和７年３月末までは、これまで同様、保険診療の継続が可能とされていることを確認しております。また、小張総合病院から、引き続き診療を提供しつつ、４月以降は医療法人徳洲会へ事業譲渡を行う予定であり、譲渡後も、従前と同様以上の医療サービスの充実に努めていくということを確認しております。

市といたしましても、来年４月から空白期間なく、病院事業の引継ぎが行われ、引き続き地域医療体制、特に救急医療体制を確保することにより、市民が安心してこれまでどおり受診をしていただけるよう、最大限の支援について、全力で取り組んでまいります。

【配信元】
野田市保健センター：04-7125-1189（平日8時30分から17時15分）

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